コミックマーケット65(03/08/15〜17)


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毎度おなじみ、盆と年末の風物詩「コミックマーケット」がやってまいりました。今回は1日目、2日目は一般参加、3日目はサークル参加をすることになりました。前回の夏コミからサークル活動など初めましたが、少しでも成果が上がるといいなーなんて思いつつ、まあ天気が良いといいけどね。冬の東京はあんまり天候は崩れないだろうけど。


1日目(28日)
がしかし、冬とは思えないほど暖かい日が続いたこの数日がなんだったのよ?という感じで、目前になって突然冷え込んできた東京。天気予報は最低気温1度をマークし、夜の間には雪が降るという始末。‥‥大丈夫か?
さて、毎度のごとく始発でいこうと起きたものの、この環境にどうしたものかと‥‥。一昔前なら何の躊躇もなかったんだけど、ちょっと悩むなぁ。寒いし。
久しぶりにまともにカタログには目が通せたんだけども、1日目というとそんなに頑張って行くところはあっただろうか‥‥あ、『BlazerOne』?でもなー、寒い思いして撃沈するとショックデカイしなぁ〜という葛藤が5分続いたものの、結局始発で出発。

例によって京浜東北線→京葉線→りんかい線乗り換えコースで。そう言えばりんかい線、埼京線に直通になった影響か始発が普通に5時台なんですな。もちろんそれとは別に臨時列車もあるんだけど、電車のキャパシティが増えたことは良きことかな、と今更に思う。それにしたって人が結構多いけどね。
一昔前なら如実に1、2日目と3日目の始発には人数差があったものだけど、ずいぶん平均化されたもんですね。今回はジャンル分け的に、男性参加者(=始発が多いと結びつけるのもアレだが)が多いジャンルである『ラグナロクオンライン』等のMMORPG系がゲームジャンルとして1日目に、『マリア様がみてる』のラノベ関係がアニメ・漫画関連ジャンルとともに2日目に配置されているので、その影響があるかもしれません。ま、3日目はどっちみち多いだろうけど。後は3日目に同人に走るために今日明日で企業に行く人とか?
しかし、今回も普通に東へ向かうため使えなくなると言われて久しい北1駐車場(*1)に今回も並ぶことになったのですが、前言撤回。やっぱり人少ないわ。
到着は普通に始発組で5:40作成列?に並んだんですが、これでも徹夜組を含めて7列目でした。

並び始めておや?と思ったのは、これまでは4人1列として一般列を形成していたのですが、今回は8人1列として列を形成していることです。(列の採番としては1ab列ということになってます)
これは、準備会による一般入場の効率を上げるための手段でした。というか、一般入場の速度を上げるために、ずいぶん手をうってきましね。それも厳格に>準備会
これまでは(*2)、並び始めてもまず9時半〜10時くらいにならなければ動きもしなかった一般列ですが、これに並び始めて直ぐ(6時台くらいから)「8時には列整備を始めますのでそれまでに並んでください」というアナウンスをしていました。さすがにそれはハッタリだろうと思ったのですが、実際8時を回ったくらいで徹夜組1列目を動かし始めました。そこから時間差はあれど自分の並んだ辺りも9時を回ってまもなくくらいには動かし始め、それでもしばらくは待機かと思いきや、そのままずんずん列を進めていきます。
結果9:40にはガレリア内まで入場することになりました。
ここに至る行程で、さらに東123ホール、東456ホールに向かう人を4列に分けていたのですが、これはさすがにちょっと苦しかったですね(苦笑)。列を立たせてからのラグはここにあったのだろうと思います。
まーしかし、昔はガレリア組(*3)なんてのがいたもんですが、内部のシャッターを閉めた後のガレリアもきっちり使って、一般の入場タイミングを早めようっていうアイデアなのでしょう。
この様な入場方法をとるならば、列整備の時間が早まるのも自明というもの。それと同時に思ったのは、駐車場に溢れる屋台です。例年だともっとたくさん屋台がいたかと思うのですが、今回は気が付く限り2件だけ。これも不況の煽り?とも思ったんですが、多分、今回の入場方法により、屋台の利用時間が減る旨でも説明されて回避されたのかなーと思いました。うどんがやってて良かったけどね。

さて本日の行動指針。始発で来たならシャッター前とか大手逝っておきなさいよってもんでしょうが、実のところあんまり「いかねばならない!」っていう所ないんだよね。いや、確かに『BlazerOne』には行きたいんですが、始発で来たからって買えるとは言えないし‥‥と思っていたんだけど、これならなんかイケソウじゃん?ということでまずは会場を突っ切って外へ。ちなみに、開場直後はシャッター前に並ぶ並ばないに関わらず、まず列全体を外周まで流しています。その間、横の通路は通行規制。とにかく一般列を押し込む方針のようですね。
『BlazerOne』の列は相変わらずなもので、このタイミングで行ったって既に端から列が伸びて端まで行って折り返しています。ちょうど折り返した最後尾が出入り口付近になっていたのですんなり並べました。後は例によって2時間コース。ですが、牛歩ではなく割りかし普通に動いてはいたと思います。側になんだかユカイな人はいたのですが、特に事件もなく無事購入。事件と言うと、初出新刊がある『BlazerOne』みたいな所に並んで、1限になってないなんて状況に遭遇したことが事件でしたよ、自分には(苦笑)。後、列作成で少々梃子摺ってましたね。列が太かったり細かったり。これは並び始めの時点でもっと統制を持たせて列を作っていくべきだったんでしょうが、何せ並びに来る人の勢いが凄いですから。何列で列が作成されているのか不透明だったのもアレですが、並ぶほうも状況を見て正しく並ぶべきなんですけどね。
後は東側では『ラグナロク』地帯を巡ることにして、そのまま外を流れて『UNI・SEX』を見に行ったら、ここも列が伸びてるよな〜ってことで回避。単にハケが悪いだけでしょう。時間が経てば、もう少し空くはず‥‥。ということで館内へ。
夏同様、内側を向いて販売の『ごっきー倶楽部』や『ラグナロク』ジャンルではおなじみ『サークルT&K』など、まあいつもの所を。
しかし、始発&『BlazerOne』であっさり力尽きた影響か、ロクに探索する気力もなく、チェックしておいたサークルさんも少ないのであっさり終了。とっとと西へ。西は西で必須は『Jam・Session』のみで後は少し見てみたいサークルさんがあったんだけど、こちらも流す程度。これでこれから企業も見に行こうっていうんだからな〜と思いつつ、同人関係はこれにて終了したのでした。もう東に戻る気力も無く、サラッと企業スペを見て本日は撤収と相成りました。
弱〜。

2日目(29日)
今日も始発参加です。いや、始発参加する必要はあるのか?という葛藤はあったんですが。昨日にもましてそんな頑張るモチベーションが必要な所が無い‥‥いや、やらずに後悔するより、やって後悔するべきだろ!ってことでとりあえず出発。
昨日とは状況はまったく変わらず。あえて言えば電車の人口が減ったくらいかなぁ程度ですが、それも解るか解らないか程度ですけども。昨日、列待ちしてる時にちょっと話た人がいたけど、「明日は休みます」っていう人、割といたしなあ。
実のところ、自分は今日の方がチェックしてるサークルさんが多いんですよね。『マリみて』もそうなんですが、個人的には『カレイドスター』関連も注目したいところなので。まーでも、だからと言って必死にならねばならぬサークルさんが多いのかというとそうでもないわけで。やっぱりもう少し遅くても良かったかなー‥‥。

一般列に並んでみると、状況はまったくもって昨日と同じ。始発組で徹夜を合わせても7本目。敢えて言えば、列整備のアナウンスが30分遅くなって「8時半頃から列整備を開始します」に変わっていたこと。それくらいでも回せるという判断がついたのでしょう。
それにしてもずいぶん厳しくなりましたね>列整備。列が動き出したら、その間列を離れてしまっていた人は絶対に入れさせない模様。(仮に先頭が動き出しても)自分が居た列が座っているなら、戻ってもいいですって感じか。立っても、携帯なりで連絡が付くならOKなのかな?まあ、効率を上げるためなら当然のことでしょうけど。
今日もうどんを食べて待ち。いやー、ホント美味しいわ。ていうか寒い。昨日の方が数字的には寒いんだけど、今日の方がなんだか寒い。疲れてるのか?
果たして、特に何か起こるわけでもなく入場開始。

さて、今日はどう回ろうかと思ったものの、なんとなくシャッター前とかに行っておかないともったいない気がして、保留にしておいた『LEVEL-X』へ。今日の人気一番手はやはり『bolze』あたりですかね〜という感じで列を見ながら、『LEVEL-X』の列はそれなりにできているものの昨日の比ではなく、30分程度で購入。後は中ですな。
『塩こんぶプロジェクト』『SIBAKARIX』『さうんどすとっく』などを経て『マリみて』地帯へ。と言っても、いつもチェックしている『マリみて』サークルさんがあんまりなかったりなので、新規開拓できるかなーってことでボチボチと島巡り。しかし、新規開拓と言えるほど開拓してないじゃん‥‥。よ、予算の都合が‥‥。というか他のアニメ・漫画ジャンルもチェックしたんだけど、あんまり買ってないなぁ。そのまま西へ離脱。
しかし今日の西はスポーツ、芸能などなどのジャンルで、自分がチェックするジャンルじゃないしなぁ。こちらはピンポイントで『JUSTICE HERO』を見に行ったのみ。
今日は明日に備えて体調を整えるべく、優雅に昼飯を食べて早々に撤収したのでした。

3日目(17日)
さて、サークル参加の日です。いやー、晴れて良かったよ。ははははは。
ということで、助っ人のふとしとともに本を抱えて一路ビッグサイトへ。3日目は血で血を洗うりんかい線も、7時台にもなれば余裕があるもんです。でも混んでるけど。
しかし、朝西側から入るなんてのは初めてなことなんで、ちょっと勝手に悩みかけた‥‥けどまあ人の流れに乗っていけば自然とたどり着くもんね。なるほど、普通に正門から入場なのか。そこで今来た道を振り返る。スゲー人。東と違って待機列のある空間が開放的でない分、やけに混雑しているように見える。
西側に向かってアトリウムへ降りるエスカレーターへ。同行のふとしが「うぉ〜、全然人いねーなあ」と感想を漏らす。そう言えば、クソ混みな状態の時しか見たこと無かったな君は。

そんな感じで早速自分のスペースへ。おー、ちゃんと本届いてるよ〜。
今回の配置は同人ソフトとJUNEに挟まれて西、というコンシューマギャルゲージャンルをチェックしてくれている人はともかく、後は人が来るのかいささか不安になる場所。う〜ん、まあ、せめて夏くらい見に来てくれる人がいると良いな〜と二人で準備して朝食を済ます。夏は中々回りのサークルさんが集まるのが遅かった気がしたけど、今回は結構どのサークルさんも準備早いね!

さて、シャッターを閉められる前に行動開始ってことで、スペースはふとしに任せてお買い物出動〜。今回はさして悩むことなく東行き決定!二兎を得るモノは一兎も得ず!リミットは13時前にスペースに戻るってとこなので、それまでに回れる限り回らねば‥‥と久しぶりにしっかりカタログチェックができたチェックリストを眺める。‥‥こんなのどう回るつもりでチェックつけたんだ(泣)>自分
シャッターが閉め切られる9時前、東1ホールに入った時点で既に外へ向かう列は形成済み。そこで時間まで待っているとスタッフさんがやってきて「本来列は作成しておりませんが聞いてください」と注意のアナウンス。まー、なんというかそういうものです。その後、9:45位からシャッターを開け、少しずつ外へ。東123としては、『JOKER TYPE』『漆黒のJPS』『DigitalLover』『AMR』なんかが有力混雑地帯になりそうなので、シャッター付近、及び館外へ出たところで最後尾についての誘導があります。しかし自分の目的は『Rengaworks』なので、その辺は気にせず西側の方へ。そう言えば、横シャッター前への待機列ってどういう風に作るんだろ?と思っていると、角付近で人を集めた後、スタッフが順次各サークルへ向けての誘導を始めます。「○○へ並ぶ方〜、3列で並んでください!」→一通り並んだところで誘導されるままぞろぞろとついていく、みたいな。
というわけで、始めに並んだのはA04〜A06付近なわけで、『studio z.m』『Rengaworks』『スカポン堂』『恋愛漫画家』『AMORPHOUS』が並ぶ地帯。自分的には『Rengaworks』と『スカポン堂』が並んでるのが超ラッキー。が、この地帯最大の修羅場はA03a『D-Cave』。手始めに、外と信じてやってきた人々が、実は列は中で作られていると知って憤りも露に中に戻って行って、と思ったら開催される直前になって列を外に出して、と中で何がどうなっていたかは知りませんが、まあエラく混乱していました。並んでいた人たちは。まあ、それはそれでいいんだけど、さらに「ぅぁぁぁぁ‥‥」と思ったのが開場直後。解っちゃいましたが、ループの真髄を見ました。怒涛の勢いで回転していきます。覚える気なくても「あー、この人3回目だ‥‥」とか面を覚えちゃうくらい。1限で回しているようでしたが、なんというか、こりゃ無理だ。色々と。昨日一昨日で、一般入場組とサークル・チケット入場組の時間差を限りなく埋めようとする努力をしているなぁ、と感心していましたが、揺らぎようの無い優位性を目の当たりにしてしまったというかなんというか。
そんな凄い光景を横で見せられつつ、気がつきゃ開場していたわけですが、始まっちゃえば後はのんびり待つだけですからー。ループも凄かったけど、開場直後の一般入場の地鳴りもやっぱり凄いですな。文字通り地の底から響いてくる感じだもの。
さて、『Rengaworks』『スカポン堂』と購入して、とりあえずシャッター前クラスは終了。後は中を順に回っていくことに。だって外で並ぶの効率悪すぎるし。時間が限られているのにこんなにサークルのチェックしちゃってるんだし、もう回るだけ回って買えるところだけ買おう。それがいい。そうしよう。
というわけでCから順に近い所を見つけてはそこを中継して。いやー、チェックしてるジャンルが固定的だから、割とサークルさんが固まってて助かりますね!‥‥いや、島中だろうとお誕生日席で激しく列を形成していたりするところもあるので、だいぶ泣く泣く回避してますけど‥‥。
途中、『TEAMいもずか』で石野さんに、『はっちゃけ荘』でPONPONさんに、『B-ravs』で班長さんに挨拶。と言っても時間帯が時間帯なんで、どこも忙しい感じでスミマセンです。
コに到達したところで、再度壁サークルさんをチェック。おお、『突撃ウルフ』がまだ一部残ってたよ。
さて次は東456。この時点で西はだいぶ諦めモード。まー、島で気になるところさえ見れれば‥‥。東456の方はやはり主要なところは終わっているものの、『麒麟堂』がゲットできたり『BLACK CAT'S GARAGE』で『悪徳同盟』(というより無政府靴下同盟?)の委託分がゲットできたのでよし。それでよし。それで我慢だ!
次は冷静に慌てて自分のスペースへ。ここに至るまでに両手はかなり塞がって気がつきゃ紙袋買い足してるし(ワハー。主に『Rengaworks』の新刊の影響なんだけども(苦笑)。弊サークルはというと、思ったよりも見に来てくれてる人が多そうでちょっと意外。ふとし、後数分頼んだ!ってことでわずかな時間を西へ。同人ソフト関連は諦めよう。そんなことよりCSギャルゲー関連を!ていうか『シスプリ』ジャンルを後学のために!ということでピックアップしてあった気になるサークルさんをチェック。ぬぐぐ‥‥気になるサークルさんが結構いるけど時間がねーや。最後に『あきば通実行委員会』をみてフィニッシュ。よし、13時前!

ということで後は自分のスペースでのんびり。さて、自分の所の状況はどうかといいますと、思ったよりも悪くない感じですかね。午前中はさっぱりで、午後から最後まで持久戦になるかと思っていたんですが、割と午前中のうちから買っていって下さっている方がいたそうで。ありがたいことです。
ほんと、今回は夏みたいにどうしようもなくヒマ〜ということもなく、割とコンスタントに手にとってくれる方がいて、こちらもドキドキしながら読んでくれている方の反応を見るという感じでした。
というかうちの本を手に取ってくれる人というのは、全てが本に目を通して〜という方ばかりなので。その間、こちらとしては非常に緊張しま‥‥せん。ダメもとですから。むしろ、一通り本を読み終えた後、本を置かれてこっちが(ダメか〜。どうも‥‥)とアタマを下げようとする所で「これください」と言われてビビルって感じですね。かなり目を通して買ってもらえてるんだし、大丈夫だよな?大丈夫だよね?ってかなり弱気(笑)。
それからスケブの依頼をしてくださった方、お断りして申し訳ないです。描けるモノなら喜んで引き受けたのですけど、生憎あの場でサラサラーっと描けるような技術はまだ持ち合わせてないです。今の絵だって、何回も修正に修正を重ねて、それでアレっていうモノなので。ショボくてもかまわないって言われるかもしれないですが、今度はこっちがそれでは納得いかないのです。修行して出直します。次は無いかもしれないけど(苦笑)

だいたい人の流れも落ち着いてきた終盤になって、また売り子をふとしに頼んでちょっと同人ソフトゾーンを見に。あー、さすがに帰り支度なサークルさんが多いな。というか、チェックしておいたサークルさん、軒並み帰っちゃってるんですけど。トホー。
最後に殆ど片付け済みなサークルさんの多い壁を回っていたら、なんと『ZIP』にまだ本とCDがあった!ということで購入。
後は自分のスペースで閉会を待つのみでした。でもホント、最後の最後まで本を読んでくれる方が居て嬉しかったですよ。

閉会後、ささっとスペースの片付けをして、後は椅子と机を片付けようかと机が同じだった隣のサークルさん(女性オンリー)に「良かったら机片付けますけど‥‥」と話しかけたら、「あ、はい」と机をたたんだのまでは予定通りだったんだけど、そのままその女性の方が一人で机をかついで片付けてしまったのでした。自分とふとし、男二人でその光景をポカーンと眺めてるだけ(笑)。机をたたんでから担いでいくまでの流れがあまりにもナチュラル過ぎて、全然介入する余地が無かった‥‥。
さ、帰るか‥‥ということで撤収したのでした。お疲れさまです。
(*1)駐車場の所に病院ができるので待機列に使えなくなるなーんて1年前くらいにまことしやかに噂されてましたが、有明病院(仮)は参加者の車を止めていた方の駐車場に建設中で、結局一般参加者には影響ないってことか?ていうか、あそこイベント広場っていう名称が正式なのか?
(*2)前回はまともに並んでないので判断しかねます。
(*3)「初級者は徹夜、中級者はチケット、上級者は第3のポイントを狙う」的手段で、昔はチケットがなくてもガレリア内まで入れることを利用して、チケット組と徹夜含む待機列組の間で入場する手段があった。現在は建物入り口でチケット入場するので使えない。


総括
というわけで、皆様寒い中お疲れさまでした。
まずはサークル参加者として。
サークル参加としては2回目(+1)になるコミケでしたけども、なんとなく自分の本を手に取ってくれる人が増えてくれた感じで嬉しかったです。と言っても、まだまだ手にとって目を通してもらえても、それを買ってくれる方はほんのわずかな割合ですけども。次は、手にとってもらえた人にもっと買ってもらえるような本を作りたいですね。って、それが難しいんだけど。周りのスペースを見渡しながら、「あんなうまい絵のサークルの本なのに、あんなに本残ってるんだもんな〜。」「売れる本って難しいんだなー」とふとしと話してました。自分はいくつも「これはイイ!」と思って本を買っていますけど、だから売れる本が解るとかそういうことは絶対にないですからね。「じゃあ、自分が買ってるような本を作れば良いじゃん」とか言われましたが、そんなの簡単に言ってくれるなってもんですよ。こっちは足りないことばかりですからね。次へ向けてとりあえず修行だね‥‥独学にも限界があると思う、っていうか限界だけども

次、買う側として。
1、2日目で一般入場の方式を変えてきたのは、感心するとともに驚きもありました。ここまでやってくるとはって感じですかねぇ。言ってみれば、一般入場のタイミングの限界に達するレベルだと思います。さすがにこれ以上入場タイミングを早める手段は無いだろうなって感じですか。前回、前々回とサークル入場しているにあたり、サークル入場と始発入場に、それほど劇的な差は無いと思っていたところに今回です。他にも入場後の会場内での対応(通路の交通規制など)もあって、本当に格差は縮められてるなぁと感じました。が、それとはまた別に、あのループっぷりを見るにつけ、どうやっても覆せない優位性もあるよなぁーと実感もしました。
始発を正規のラインの限界とするなら、今回の入場体制も準備会側のできる正規のラインの限界でしょう。もしこれだけやって、それでも本が買えないと言うなら、それはもうそういうものだと納得するしかないかな、と。ここから先(例えば販売規制など)をサークル側に要求するのはやっぱり筋が違うと思うし。
でもね、本当に状況は改善されていると思う。“正攻法じゃ買えない本”は今回目の当たりにしたわけだけど、これはほんのわずかだと思う。多くの本は、とっても手に入れやすくなってるよね。
だからまあ、少し血の気を減らしましょう。なんかヘンなのが増えたよな〜ホントに。

それにしても、参加者数の推移ってどうなってるんでしょ?増加傾向にあるの?それとも‥‥減少傾向?