コミックマーケット71(06/12/29〜31)


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年末の一大イベント、コミックマーケット71です。年末なのはともかく大晦日まで開催って、帰省しなきゃならない地方人にはなんて鬼なスケジュールだい(ノ∀`)。とかいいつつ、しっかり3日間参加です。ついでにちゃんと田舎にも帰りますよ。あ、冬コミ始まった途端、冷え込みも今冬の関東最低気温か。暖冬とは言え、さすがだな。


1日目(29日)
1日目は一般参加であり始発で出発。相変わらず始発で行く絶対的な理由で無いんですけどね。何かこう始発で行っておくのが使命っていうか、テンションが上がるっていうか、実際上がるのは疲労値だけなんですけど。でも今日は、始発で行けば「Blazer One」&「偽住所不定」の新刊が買えるだろうさー。

と‥‥と思ったら、家の鍵が行方不明になって始発を逃す。いきなりテンションダウン。まぁ、始発1本逃した程度では、大勢に変化はないだろうけど。結局鍵が見つからず鍵をかけないまま出発したんだけど、後に電車の中でズボンのポケットに入っていたのに気づくという現実。くそぅ!厚着過ぎて気づかなかったyo!(エー

そんな今日の東京は、ここに来ていきなり冷え込みが強まるという急転直下の気候で、ただでさえノロウィルスの影響が囁かれているというのに単純に体調を崩す人もいるんじゃないですかね。新木場駅に降り立って見れば、ホームに吹き込んでくる風が冷える冷える。気温が低いのよりも、今日はこの風がネックか。新木場駅では相変わらず電車の両端に余裕あり。だいぶ人は流れてくる様になりましたが。でも3日目だとどうなんだろうなぁ。
1日目の始発となると、混雑はしているもののさしたる混乱もたぶん無いまま、国際展示場駅を出る。いつもの様に駅を出て右手直ぐのところで列を形成中。今日の人の流れは、やはり西行きが男オンリー、東行きは男女比3:7くらいの勢いか。もちろん初動は東館なので東方面へ。そこから形成された列のままぞろぞろと駐車場へ向かったけど、なぜか東館そばの交差点の横断歩道で一斉にダッシュしたのには驚いた。特に信号が変わりそうとかではなかったんだけどな。

6:00〜 駐車場着
東駐車場に到着したのは丁度6:00頃。列としては11列目。うーむ、やっぱり風が冷たいなこれは。場所が確定した後は、屋台で軽く朝食。朝の屋台は結構楽しみだったのに、最近は静かになっちゃって残念だなぁ。「キンモー☆」の件のため、という人もいるでしょうが、やはり列整備の時間が早いためだと思います。今回も列整備の開始は8:30からのアナウンスがありました。これはまぁ、入場を円滑に進める以上しょうがないわけで。夜明け前の瑠璃色な空を眺めながらタイラーメンを食べました。去年もタイラーメンじゃなかったか?いずれにせよ、食事やトイレは到着直ぐにやっとくべきだと思います。
その後、寒さに耐えながらウトウトしていると、気がつけば8時半。自分の位置でも8:40には列整備を開始し列移動開始。割と列整備のために立ってからが長かったりします。相変わらず入場列時点での東123&西行き・東456行きに列を別けるところで苦労している模様。途中、列が進みだす前に列の分割をしようと試みたりしていましたが、列の進行のタイミングが中途半端になって断念していました。十分早まっている待機列入場の運用ですが、この辺の改善が今後の対応点なんでしょう。今のままでもよくやっていると思いますが。
結局、自分の位置で9:30にガレリア内まで到達。館内に入っただけで暖かいナリぃ‥‥風さえなければなんとでもなるよなー。

10:03〜 入場
さて、開場時間。東5へ入場列はスムーズに進み、いつもの様に外周まで。そのまま外へ出ると、左手にある「Blazer One」&「偽住所不定」のスペースに対して、列最後尾は既に右手。最後尾につけたものの、夏で80分コースだったし今回はどうなるかなー、と思っていたのですが、出だし販売開始を遅らせた(?)ものの、列が動き出してからは比較的スムーズに列は進み、自分のタイミングでも2限で、50分程度で購入完了。いやー、列捌きのペースまた上がったのかなーと感心。
後は基本的に会場内だけなので、幸先良いやと館内に入ったのですが、入って直ぐの「塩こんぶプロジェクト」は既に販売終了。これは意表をつかれたなぁ。過去最速じゃないですか?
そこから先は「プラチナブロンド」「サウンドストック」を回り「Magical Holy Water」で東456は完了。ちょっと「OMEGA 2-D」に行ってみたかったんだけどな(苦笑
次は東123へ。「PC-FX moemoe」「ちはたん」などを経て、アニメジャンル地帯へ。しかし、目当てのサークルさんが新刊が無かったり、そもそも不在だったり空振り気味。これで東123も終了して、実は今日、一番ターゲットが固まっている西館へ。
西2に入ってからは、まず、カタROMをチェックして気になっていた「ススキノガハラ」に行ってみたんだけど既に終了。見本で置かれていた物もなかなか良い感じだったので惜しいことをした。他のサークルの『アトリエ』本は後でチェックしにこよう。しかしコミケで特定ジャンル壁送りってのはちょっと珍しいんじゃないかなぁ。次はRPGジャンル「ファルコム」地帯を、ローラー作戦。うむ、ボチボチ良い本が買えた、なんて思っていたら所持金が怪しくなってきたのに気づく。あっれー?俺今日そんなに買ったっけ?というより、スタートの額が少ないだけかorz
後はいつもの様に「Jam・Session」をチェックしといたり。やべぇ、『ラグナロク』関連未チェックか。しょうがない。もちろん戻って『アトリエ』ジャンルチェックなんてできるはずもなく。

12:40 撤収
その後企業スペに行ったものの人波に揉まれるだけ揉まれて撤退。時間にして12:40。体力的にも辛くなってきたのでここで撤収する事にする。なんだかメンタル的にも充足感に欠けた日でした。今日は休もう。休みたい。

2日目(30日)
さて、2日目は気分的にインターバルな日。努力するとしたら「N-010」辺りでしょうが、きっと書店委託してくれるさー、と弱気発言(酷
この12月で一番たっぷり睡眠取れたんじゃないかというくらいの8時起床。今日は埼京線で国際展示場まで向かいます。乗り換えなしの直通で国際展示場まで辿りつけるのは便利だよなぁ。しかも座ったままでいけるし。それに今日はノンビリ電車を降りるココロの余裕もあるし(別に昨日のりんかい線でも座ってて、ノンビリ降りたけど)。時間的な関係か、それ程電車内も混まないまま国際展示場駅に到着。改札も混んではいるけどスムーズに通過。
駅を出たのは9時ちょっと回ったくらいで、既に駅前ロータリーで列形成をする事はなく、東館行き、西館行き、サークル入場行きの案内があるだけ。
‥‥‥‥あれ?サークル入場?
サークル入場って9時までじゃなかったっけ?遅刻とか色々な事情で遅れて入場はあるだろうけど、時間ギリギリに着いた経験が無いからよくわからんな。てっきり入場時間過ぎたらサークル入場できなくて、一般列送りになるんだと思ってたよヘッヘッヘ。
ともかく昨日以上に男比率が弱まっている中、駐車場へ。1日目、2日目って、3日目と比較した場合の参加者の絶対数は少ないのかもしれないけど、面積当たりの密度的には変わらないなぁと、歩道をカート軍団横並びに制圧されながら思ったり。カートについては色々言われるけど、これはある意味、歩道・駐車場・会場内を走らせないための抑止力になるんじゃないだろうか、などとポジティブシンキングしてみる。

9:20〜 駐車場着
駐車場に到着した頃には既に待機列の先頭は列移動を開始中。夏に似たような時間に来た時は、先頭列が移動した後の場所に列が作られていたけど、普通に奥に形成されていたので夏よりは人は少ないのだろうか。屋台は昨日と同じところが着ていたけど、やはりこの時間では既に店じまい中。タイラーメン食べたかったな。
このタイミングで並んだ列は29列目。ちょっと座ったものの直ぐに列移動開始。なんだかんだで後続の列はさらに7本くらいはできていました。しかし、このくらいのタイミングでも、10:30前には館内に入れるんだから、相変わらず入場列の運用は大したものです。
隣に並んでいた女の子がズンズン突き進んで行くのに着いていくことも出来ず、「すげー」と見送りながら館内入場。今日も初動は東456。というか3日間連続で東456が初動。

10:30〜 館内へ
今日の主戦場はほぼ限定されてまして、東56の繋ぎの部分のみ。この辺に主要な『マリみて』他ラノベ系サークルが集まっているので。チェックリストつけてみたら、単にその辺に固まってただけだけど。入り口から壁方面へ順々に向かっていけばいいよなー、壁サークルはどうしようかなー、と思いつつ、まずは「wishbone」へ‥‥て、えー!終わってるぅぅぅ!?おいおい、いくらなんでもここで躓くのかよ‥‥orzと思ったら、初めから新刊はなかったみたい。ペーパーだけもらって次々。
予定通り「Half Moon」「YOU2HP」「from-D」「恥骨マニア」「RICK RUBIN」を押さえ、外周へ到達。ふむ、後はまだ行ってないとこを押さえつつ島巡りをしようか‥‥それとも「N-010」行ってみるか?と考えた結果、様子をみるだけとして「N-010」へ。お、思ったより列は少ない。しかも結構流もスムーズだ。でも在庫はどんなもんだろう?と一度スペースを見に行ってみると、割と在庫はありそう。よし、並んでみる。
で、列は3列で1限でまわしていたので、なるほど消化は早いっぽい。が、1限なのになぜかこの3列の進行速度には差があって、右の列が一番進みが良く、真ん中の列が一番進みが遅い。なるほど、最後尾で真ん中がへこんでいたのはそのせいか(笑)←案の定真ん中に並んだ
真ん中のへこみなどものともせずズンズン消化していく右列を見ていたけど、別に自分のとこでも無事購入。1限でこんな調子だったので、超ループしている人たちも結構いた。12冊とかどうすんのかね。
ともかく、無事購入完了して館内へ戻り、予定伊通り島巡り。いやー、カタROM未チェックサークルも巡るなんて凄く久しぶり。良い悪いはともかく会場内は割と空いていて、周りやすく、じっくり本を読ませていただける余裕もあった。そんなこんなで、11時くらいで今日の目的を全て終えてしまったんだけど、疲労度も少なくメンタル的にも今日は充足感に溢れているね。時間をかけていればいいってもんじゃない、自分のペースで満足いくだけサークルさんを見れればいいのさ〜。

11:05〜 企業スペースへ、そして撤収
まぁ、そんな感じで色々余裕があったので企業スペースに行ったんだけど、多分今回並んだ最長は、この日の京都アニメーションブース90分でした。やっぱ企業スペースは体力吸われるわ。期もせず、昨日よりも少し遅い時間に撤収。明日の準備もあるってのに。

3日目(31日)
8:00 館内着
さて3日目は、今回もありがたい事にスペースをいただけたのでサークル参加です。毎回スペース担当の方が来た度に醜態をさらしてきましたが、今回は登録証も見本誌票もバッチリだぜ!もちろん入場証もな!‥‥あれ?昨日慌てて作ってた値札はー?
という毎度コントな事もありましたが、ともかく8時に会場着。ほら、やっぱりサークル入場は9時までじゃないか。じゃあ昨日のあれはなんだったんだろう‥‥などと思いつつ、先に来ていたお隣のサークルさんに挨拶したり、登録などを進めたり。
今回は見本誌提出時に、「規正が若干変わりましたので」との事で、通常はイベント新刊のみの見本誌チェックになるところ、既刊全種のチェックをしていました。まぁ、うちは18禁はやっていないのでもちろん引っかかる様な事はないのですが、これってこの間の規正がなんちゃらって報道されてた奴の影響なんですかね。どういった変化があったのかは解りかねますが、ひょっとしたらひっかかっちゃう人もいたかもしれません。それとも事前に告知あったっけ?すんません、告知未チェック(エー

さて、夏コミを経て「体制をちょっと考えようか?」などと申していましたが、結局売り子を頼んでいるフトシに進言してみたところ、「買い物なんてまっぴらごめん。売り子じゃなきゃやらねー」とあっさり却下されてしまったので、相変わらずUndoが午前中買い物、午後売り子体制。が、丁度NG君が「Undoさ〜ん、31日は他のとこいくついでにUndoさんの本買いに行きますから〜」と言ってきたので、「だったらチケやるから朝から来い!そしてはぎー(*1)に行ってくれおながいします!」と口説き落として、この3人で入場していました。
そんな我々が入場した8時頃には、既に外行きの列はつばぜり合いも終えポツポツと列を作り始めており(話を聞くと東123ではまだ始まってすらいなかった?)こちらが準備を終えた8時半頃には、既に大通りを終端まで使い切ってしまう勢い。そこでスペースをフトシに任せUndo、NG君は東6の列へ。て、既にこちらの列は終端に到達してしまってますがな。うーむ、毎回毎回この列の出来るタイミングが早まってる気がするけど、ここまで既に並んでしまってるのは初めてかも。はて、こっちの列から出るとなると東29か30にそんな大物が居ただろうか‥‥シ前半て殆どチェック入れてないからわかんないや。まぁ、その東29aが「Fountain's Square」だったんだけど、それだけでこうはなるまい。と、外に放り出されるまで眠気にウトウトしながら考えてたんだけど、どうやら周りの話声を聞くに、64に位置する「CUT A DASH!!」の列に並ぶため、裏をかいてこちら側から出て行こう、というのが目的だというのを聞いた。すげー、高度な情報戦が繰り広げられてる。しかし、それだけで終端までたどり着いてさらに外周沿いに列形成なんてなるだろうか?その答えは、外に放り出される間際明らかになりました。

誘導のスタッフさん「AMRは左!それ以外は右です!」

ああ‥‥なんて因果な。
果たして初動は、Undoは毎度のように「Rengaworks」、NG君は無事「Fountain's Square」へ。ちなみにNG君は、その買い物が終えたら後は自分の買い物を済ませて即帰宅するとの事。いっそ「EXCLAMATION」も‥‥何て思ったけど贅沢は言えまい。物はフトシに預けてくれ、御代はおつりからもらってくれ。では、良いお年を。

10:00 開場
ここのところ一定パターンで続いていたUndoの買い物順路ですが、今回は少し修正を迫られていました。なぜなら初動筆頭である「Rengaworks」が唯一東6配置になり、それ以外の主要どころが東4に集中しているのです。これではあまり壁も確保できまい。というか、偽壁も似た状況になっているなぁ。色々考えてはみたものの、意思のブレは失敗を招く!という事で初志貫徹で「Rengaworks」へ。ただ、購入した後外をグルリとまわりこんで東4側面へ向かい、そこから東6に向かって中を消化していく、という方向で。なんだかんだでチェックは東4側に集中してるし、まるねこ関連も外したくないし。
というわけで「Rengaworks」購入後、「ループ禁止!」を叫びつつ1限販売の「Fountain's Square」や「AMR」の紙袋を持っている人ははじかれていたらしい(*2)「CUT A DASH!!」の列を横目にグルリと回りこんで東4側面のシャッター前へ。行くなら「QP:FLAPPER」「ぺたぺただん。」「スカポン堂」いずれか‥‥か?で辿りつくと既に人壁が二重三重にできているわけで。しかも「ぺたぺただん。」の列は中か!と少し戻って館内へ。うぉっと、「いのちのふるさと」などのFate合同本の列がエライ事になっているな。そこを突破すると、そこには「ぺたぺただん。」と「あかねのね」合同の列と「スカポン堂」の列。うー、ここはまずは「ぺたぺただん。」か!と並ぼうとしてふとお品書きを見ると、「ぺたぺただん。」は既刊のみとの事。ならば回避して「スカポン堂」じゃいー!が、こちらはこちらでスタッフ不足か列を裁ききれない状況になっていて、唐突に有志の人(?)が列を裁いていたりしつつも、なんとか購入。
ここまでで、既にこの外周周辺はカオス状態。この様子に島方面に危うさを感じ始めたので残りの壁勢はカット。偽壁から中央通り沿いに東6まで目指す事にする。TYPE-MOON地帯で「走れ!」「長靴と猫亭」、まるねこジャンルのサークルさんを片っ端。しかし、外周を突破すればTYPE-MOON地帯からギャルゲー地帯まではどうという事はないんだが、メミム辺りからカオスが加速。ちと迂回路もままならない状態。無理やり「さくらぢま」「なぐ茶」「CUTIE KIDS CLUB」は押さえたものの、中央通りを挟んで壁側は捨ててガレリヤ側から回っていく事にする。戻ってくる時に外周からいけばいいか。あ、俺あんまりこの辺チェックしてないや。まぁマ〜ミ、ノ〜ネ辺りは混むものだしなぁ。
案の定、カオス状態も葉鍵地帯に突入した辺りでまた落ち着いたのだけど、再びノ〜ネに突っ込んだ辺りでカオスっていたので回避。その辺さえ越えられれば割と普通に外周までは出れる。ここで「珍譜堂」「盗賊達の駱駝の群」「峠桜屋」をチェック。後はボチボチ島中を押さえつつ、外周周りで自スペへ。ここまでで1時間。良いペースだ。

自スペに戻ると、フトシ曰くうちも「NG君はもう帰った。割と調子いいよ」との事。よっしゃ、そんじゃ東123行って来るぜ!
例によって今回も西はオールカットだし、東123はそれ程チェックはないし、残りの時間で東456の買い逃しを押さえれば上々だろうという作戦の元、東1から総なめの方向で。「麒麟堂」「さんどうぃっちーず」「陽閃華鉄騎」を押さえつつ、「はっちゃけ荘」でPONPONさんに挨拶して、Z列に『スクラン』地帯。東123はT〜Z付近のカオスがなかなか酷いけど、こちらもある程度“壁になってるとこ”を抜ければなんとかなるかも。まぁなんだ、目的地が“壁になってるとこ”の中にある人はご愁傷様。

これで一時撤退して自スペへ。時間的には12時丁度くらい。少し予定より時間は早まったけど、売り子しつつ買い逃しをチェックして、様子を見て確保しにいけばいいか。
スペースに戻るとフトシからwcさんが尋ねてきた事を聞き、携帯を見れば着信も入っている。で、つながらない中電話をかけ続けているとなんとかつながった。wcさんは西のスペースに居るとの事だが、向こうも店番になったので身動きがとれないとの事。wcさんには個人的に渡すモノがあったわけで、あれ?これは西に行く大義名分を得たって事じゃね?という事で、残時間ちょっとオーバーするかもしれないけど西行き決定(笑
西行きの人手は、エレベーター付近はともかくそれ程混雑はしていない模様。西2ホールに突入したけど、外周も周りやすい。西は端からオールカットのつもりだったので、“いつものところ”だけにしかチェックを入れていないので、「D5.」「Stray Moon」「少女頭巾」とどれもほぼ外周サークルだけを抑えて後はwcさんに挨拶。渡すものを渡して再び東へ撤退。
戻りがけにいくつか東456の買い逃し分を押さえて、一時終了となりました。

12:40〜 売り子など
というわけで、残りの時間は売り子メイン。実はこの時点までで既刊は割りと終了。在庫が少なかったとは言え良かった良かった。まー、良かった事は良かったんだけど、その後もポロポロ「既刊は完売ですか‥‥」という方がいらっしゃったのには申し訳なかったです。正直、再販とかはできないので。販売していた期間を思えば、需要には応えたとは思いますが、丁度年末に関連するタイトルが出たとこだったからね。そういう面での需要も増えたろうし、そこで初見の方たちに応えられなかったのはスミマセンと。新刊の方も、うちのサークルとしては上々の状況。これで不満を言ってたらバチがあたるだろ。
後、合間にKOKKURIさんが尋ねてきてくださったりしてありがとうございました。他にも、今回は声をかけてくれた人たちが居たときに自スペに居れて良かったです。いやー、フトシだと作品的なフォローは全然できないんで、よかった、ほんとよかった‥‥。

でまぁ、そろそろ終盤に入ってきたかなという14:30過ぎ、「ちょっくら壁巡りしてくるぜ!」と懲りずに出かけてまして。まぁ、スペースの方はかなり落ち着いちゃってるし、少し買い物資金も残ってたし。このくらいの時間になれば、壁と言えど空いてるし在庫も残ってるし、なとこがあると思って。実際、「ZIP」の既刊があったり「丹下拳闘倶楽部」が在庫あったりと、ここで買えるならラッキーと思えるものがあったので、その辺をゲット。一方で、この時点で買いにいっても普通に買えるじゃん、てとこもあったりするんですが(苦笑)。そして「CUT A DASH!!」みつみさんが欠席しているお知らせを見たり、その隣で「どうみても表紙が香奈子さんです、ほんと(以下略」な「EXCRAMATION」の見本誌を見ながら地団駄を踏んだりして、本日は完全に終了。後は自スペで終了を待つのみ。

15:59 黙祷、そして閉会
周りを見てればそうでもなかったんだけど、ふと振り返ると周辺は既に撤収してしまっていた終了間際の時間。今日は大晦日っていう日程もあり、自分としても早く上がれるなら上がりたいとこですが、在庫もあるし、何より最後に故米沢代表の黙祷があるからなー、てことで最後まで残っていたわけですが、だいたい15:50頃からスタッフの不審物チェックが嫌に厳しくなりまして、いったいどうしちゃったの?とい思いつつ後片付けをしていたのですが、そうか、考えてみればその黙祷時間を狙って悪さをする奴がいるかもしれないし、て事なのかも。
「ていうか、みんな黙祷して目つぶってたら、本とか盗ってく奴いるんじゃねぇ?」て、フトシ、少し人を疑い過ぎだ(笑)と話していると、ついに15:59。黙祷のアナウンスが流れました。

もちろん、多分、全員起立して黙祷。それまでザワついていた館内がピターっと静まって黙祷。

コミケって色々凄い瞬間ってあるけど、あれだけの人がいながらあの瞬間の静寂。コミケという空間における参加者の統一感。このわずかな1分は忘れられない時間だと思いました。

合間に「うわーっ」とかいう声を誰かが上げてたけどな。みろ、そこの人噴出しちゃってるよ。
黙祷終了と共に終了のアナウンス、そして拍手。今回も無事コミケが終了。お疲れ様でした。

その帰り際、連絡路の上からざわざわと片付けの進む会場内を右手に‥‥て、まだ行列のあるシャッター前が居るんだけど、アレはいったい‥‥。後で確認したら「CARNELIAN」か。マジかよ。
*1‥‥サークル「Fountain's Square」のはぎやまさかげ氏の事である。
*2‥‥サークル組の中で、「AMRの袋を持ってるとカッタではじかれるらしい」と話ている人が居たのは事実なので、てっきり既にそういう前例があるのかと思っていたけど、そうでもなかったのか。というか、そういう話をしている人が居たという事は、どっかでリークされてたりしたのか?


総括
3日間開催のコミケとしては全日程で天候に恵まれたイベントでした。気温も冷え込みが強まったとは言え、暖冬なりなもので、比較的凄しやすかった様に思います。
大晦日開催という事で、人手にどう影響があるか気になるところでしたが、当の3日目についてはいつもと変わらない盛況というか混雑っぷりだった様に思われ、みんなの“ヤル気”は日程には左右されないものだな、と改めて感じました(と言っても、午後からコスプレ広場へ見物に行ったフトシ曰く、「通路とか、いつもより空いている気がする」だそうな)。
故・米沢代表への黙祷の時も、さすがにあの時間まで残っている人はそんな事はないと思いますが、中には米沢代表の存在を実感できない・よくわからないという人も居たかもしれませんが、何の問題も無かった静寂の1分間に、参加者のコミケに対する意識の高さを感じました。
2007年も良いイベントであって欲しいと願います。


さて、個人的には特に問題もなく良いイベントだったと思いますが、件の「CUT A DASH!!がAMRの配布物購入者を排除した事」について、スルーしっぱなしなのもなんだしちょっと思うとこを書こうかなーと考えていたのですが、正式にみつみさんのコメントが出たので、これは引っ張ることなく収束かな、と思っています。まぁ、端からそれが事実であれなんであれ、両サークルへの心象に変化はないですから(注:みつみ信者ですけど、AMRを否定的には考えていませんのであしからず)。
是か否かと問われれば「どちらでもない」というのが答えであり、それを「自分の意見を出す事から逃げてる」と感じる方も居られるかもしれませんが、賛同する気も非難する気もない、というか“そういう判断をする様な事”と思ってない、というのが本音です。ぶっちゃければ、「500円玉のみ販売」「50円玉のみ販売」「おつりありの人受け付けない」「男性には販売しない」とかそういうのと同じ感覚。
しかし、これまでのコミケや他のイベントで、この2サークルの配置って全然気にしていなかったのですが、「並べてみたら」を実践したら実際に問題が起きてしまった(当事者レベルのみですが)、という事実は興味深い気もします。どこにどんな意図があったのかはわかりませんが。