こみっくパーティー(00/04/23)


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今回は、Leaf自ら主催(でも、運営は違う)する「こみっくパーティー」に参加してきました。この「こみっくパーティー」とは、昨年Leafがリリースした同名人気ゲームをモデルに、実際に同人誌即売会をやってしまおうというトンデモ企画なわけです。

というワケで話題性は抜群だった割に、なかなか詳細情報があかされなかったり、超大物クラスのサークルがこぞって参加する割に会場が狭すぎるのではないか、等いろいろと不安というか悪評が事前に飛び交っていたりしました。もっとも、サークルも一般参加者も運営も普通どおりにやれば、普通にすむイベントだと思っていたので(という期待をしていたんで)あんまり僕自身は心配していませんでしたが。でも、今回の兵隊募集は控えめに。Yすけが興味を引かれていたようですが、今回のスタンスは「来て欲しいけど、来ないほうが良いと思う」ということで。初めてのイベントで、しかも予想がつかないようなイベントに初心者を始発で引き連れるわけにはいきませんからね。人として。

会場到着は6時20分頃になりました。会場到着時刻は会場によって考える必要があると考えていますが、ビッグサイトなどが会場の場合は基本的に始発でオッケーでしょう。しかし、夏・冬コミケのような超大規模イベントの場合と違って、新木場駅からの臨時のTWRが出てないんですね。JR線の始発でみんなが集まってきても、結局新木場からの始発は6時8分なのでみんながホームで待ちぼうけ。僕が到着したころにはすでにホームのキャパを超えているような状況でした。で、駅に到着してからの今回のイベントの見せ場其の一、電車を降りたとたんの一斉ダッシュがありました。ほんと凄かったですよ。というよりも、なんでダッシュしたのかわからぬ。過去、夏・冬コミで、同時刻位の電車で来たりはしましたが、こんなダッシュは無かったと思うんですが。まあ、規模が圧倒的に違うという問題もありますが、基本的にこういう場所でのダッシュは厳禁なはずです。いくらスタッフの目の届かない場所とはいえ、参加者のモラルとして考えて欲しかったですね(もっとも、スタッフが居る所でもかまわずダッシュしてるし…)。周りのダッシュが凄すぎると、むしろこっちは冷静になっちゃうもんですが。それに、「どけよ、このやろう!!」と暴言を吐く奴とか、無関係なおばさんを押し倒した奴がいたとかいう話を聞きました。大丈夫かねえ。

当初、入場口等の情報も公開されていなかったこともあって、いろいろと憶測も飛んでいましたが、入場方式は徹夜組と始発組を交互に入場させるレヴォ方式を基本としていました。結局、こんなに徹夜組っていたんだなあ、とあきれるしかありません。そして、開場時間まで終始移動の連続。これは、待っている参加者を座り込ませない方法、というよりは一般列の量が膨大になってしまったために、序所に列整理をしながら、できるだけ正門前に溜め込まないようにしようという配慮ではないかと思いました。結果的には、最前列は開場前にビックサイトの建物内に入っていたようです。

そして入場。今回のイベントの見せ場其の二(笑)。入場の所で一斉にカタログを上に掲げて入場するという…。いや、本日は別スペースで様々なイベントが行われていたわけで、一般のお客さんも結構いるのですよ。そんな中、謎の95%ヤロー軍団が女の子の絵が表紙の本を上に掲げてゾロゾロと…。は、はずかし〜。そんな感じで入場となりました。

会場内は思った通りの人口密度。ま、過去最高というほどではないかな、という気もしますが、やっぱりきつかったかな。それでも、どうにかこうにか押し込んでいるという感じで。ステージのイベントはほとんど見てる余裕がありませんでした。トホホ…。


総括
いろいろと不安を抱えたイベントでしたが、表向き事件、事故は無く普通に開催できていたのではないかと思います。と言っても、いたるところで混乱は起こっていたみたいですが。まあ、個人レベルでは特別困ったことも無く、という感じです。個人的にも結構良い本をゲットできたしね。ちょっときつかったのが朝の待ち時間で寝れなかったこと(爆)。上記の通り、終始列が動きつづけていたのでのんびり休んでる暇が無かったんですな。一応寝ては来たんだけど、やっぱり待ち時間が待ち時間だし。ちなみに会場入場時間は10時30分前で、結構いいペースで入れたと思います。このへん、始発で来たかいがあったな、と。

それにしても、気になったのは参加者のマナーといいますか、やっぱりその辺。上記の駅の件もありますが、会場内でも意味不明に暴言をを吐いてる奴とか居て、なんじゃコイツは?とか思ったりしました。購買層次第ではこういうもんですか?でも、ときパとかの時はそんなことなかったと思うんだけど。なんだか、今まで気にも留めなかったマナーの部分で、嫌な所が気になりました。


サークルレポート

魔法探偵社(難易度S+)
昨年の秋レヴォから一足飛びに大手の地位をつかんだ新進気鋭のサークルといいますか。だって去年の夏コミの時は余裕でお昼過ぎで買えたという実績があるんだもの。あー、もう朝一で並ばないと買えないサークルさんです。今回は、初(?)の健全本だということで、ある意味新鮮でしたが、ノリはいつものとおりで面白かったです。

スカポン堂(難易度S+)
これまでは一人でのイベント参加の時はまるっきり諦めていた超大手サークルです。今回は余裕がありそうだったので、ダメもとで並んでみたら買えました。これはラッキー。とても丁寧に作ってある本という感じで、良いサークルだと思います。今回の新刊も良かったです。

琴村屋&TORSION(難易度A+)
ついにここを購入難易度Sランクにしなければならないのか…、という気分です。でも、それだけ人気ってことなんだよね。ということで、超常連と化しているサークルさんです。発行部数が多いし、後で書店売りの可能性も高いので入手はしやすいでしょうが、やっぱりイベントで買いたいのです。新刊ゲットできてよかった〜。

TWIN HEART(難易度C)
活動休止のはずが、あっさり(一時)復活した香月稜さんのサークルです。もとは壁サークルですが、復活直後だとこんなもんですかな。買えやすくてよかったけど。

黒茶(難易度C)
ここは余裕があったらチェックする、くろまさんのサークルですが、オフセ自体久しぶりのことだったそうで。基本的に僕はオフセオンリーな奴なので買う機会がなかったりするんですね。今回の新刊はオフセだったのでもちろん購入。内容も良かったです。

AREA88(難易度C+)
ここ最近注目してるギャグ系サークルです。ペラいけど、新刊を発行というところは好感が持てます。はやく、新しい折本じゃないオフセ新刊が見たいっすね。

VENOM(難易度C)
ここも余裕があったらチェックするサークルです。基本的に健全本のサークルですが、これからは15禁を意識して本を作るとか(?)。なんと中途半端な(笑)。

さんたくろうす(難易度C+)
実はでじこ本で知った藤井亮さんのサークルです。今回初めて本を買うことができたので買ってみました。これまではあんまり買うチャンスなかったのになあ。ここも健全本のようです。

M-10(難易度C+)
数少ない俺的エロレギュラー、黒河澪さんのサークルです。今のところ「こみパ」本だから買っているっていう感じですが、他のジャンルの本も読んでみたいねえ。

犬と下僕の会(難易度C+)
実はヤフーオークションで取引した相手がここの方だったというビックリな出会いのサークルです。「痕系健全をやってる」ということだったので、早速尋ねてみました。いや、結構俺好みかも(笑)。なかなか注目しがいがあるのでは。午後から混み始めるサークルさん、という感じがしました。  

 

JO-HTB(難易度B+)
「ときパ」では、「買いやすい」と評しましたが、今回はじめて売りきれに遭遇しました。がふん。すんげー、無念。しかも再販がいつになるかわからなそうだし!ぐわー、マジかよー!でも、ここを犠牲にしてSランク以上のサークルの本をゲットできたと思えば、これもまたラッキー?いやーん、いやじゃー!
他にも常連、大手等回りましたが、ほぼ新刊を落としたか、始めから買えるわけない、という状況でした。でもまあ、買えた本はどれも買って良かったという本なので良かったと思います。あー、でもな〜…。