コミックレヴォリューション28(00/10/29)


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秋の大一番とも言うべき同人誌即売会です。サンシャインレベルでのサークル参加数としては圧倒的なものがあり、最近はむしろそのキャパの限界を超えていると言われるほどです。その上、今回は他の催し物との兼ね合いで、文化会館3階も使用した5ホールで行うことになりました。結果、カタログがいつもに比べてかなり厚いですね〜。

それにしても秋口からの主要イベントは雨と重なりますね。本日も雨雨雨。これはもう徹夜組に対する鉄槌ですかい?って感じでしょうかね。その割に、徹夜組はしっかり建物の陰に並べて、普通の時間に来た一般は雨の中立たされるという展開なわけですが…。
ちなみに今回の到着時刻は7時。結構無理してますな(苦笑)。もっとも、この時間に来たところで、ものすごい列ができてるんだから、ホント、みんないつ開場に到着してるんだろうねえ。レヴォはその辺のペナルティが厳しいので、それを回避しつつになるんでしょうが。

レヴォはホールが複数に分けられており、それが結構広範囲にわたっているので、各ホールに対応した入場列を複数作成します。レヴォ攻略のポイントはこの入場列のどれを選ぶかにかかっているわけです。レヴォには過去通算3回参加していますが、うまくいったのは1回のみ。2回は失敗してます(笑)。春レヴォで、その失敗の一端は「CUT〜」を選んでしまうことにあると断定し、夏コミで実際に「CUT回避作戦」を試してみた結果、思いがけず成果がでたので、今回もその作戦をとることにしました。といっても事前に「CUT〜」には新刊は無いという情報があったので、それも回避の理由だったりしますが、逆に「CUT〜」が一般参加者の吸着効果をはたさないわけでそこもまた勝負の分かれ目になるかな、と。今回の「CUT〜」は左の間配置だったのですが、左の間には他にも抑えておきたいサークルがあったので、結構悩みどころでした。この左の間に対抗になると考えられたのが「まんなかの間」です。ここも個人的に抑えておきたいサークルがあったのですが、それ以上に、今回特別に使用されるホールということで、このホールへのアクセス手段などに不安がありました。即売会での行動のミスはまさに勝負の分かれ目ですから(笑)。
総合的に判断した結果、左には「CUT〜」以外にも強力なサークルが揃っていたこと、左に比べるとまんなかは大手以外にも中堅、小手などで個人的に抑えておきたいサークルがあったこと、などからまんなかの間の列に並びました。

しかしそのまんなかの間が、見事に外れクジになってしまった、という感じですか(笑)。結局、最後まで残ってしまったのがこのまんなかの間&下の間の列。というのも、最初からヤバイなあという雰囲気があったんですよね。つまるところ、入場口が同じということで下の間とまんなかの間の列をまとめて並べていたわけです。入り口直前で二手に分かれるという方法をとったようなのですが、効率が悪いことこの上なし。その上、まんなかの間へたどり着く前の、上のフロアへあがる手段が2機のエスカレーターのみという状況で、交通渋滞がかなりの規模で引き起こっていました。ここがまずかったのは最初だけでなく、その後、まんなかの間から出て行く際も同様の混乱が起こっていました。これはもう建物の構造上の問題としか言いようがないんですけどね。スタッフも大変ですわ。

こんな感じでかなり行動的に辛いレヴォでした。まんなかの間が失敗だったかというと、逆に終盤までまんなかの間へのアクセスが困難だったことを考えると、最初にまんなかの間を選んだのはあながちミスでもないかなあ、という感じだし。今回は、まんなか→左→右→上→下→右の順番で周りましたが、何も買わなかったのは下の間だけでした。まあどのみち、体力をだいぶ削られるイベントではありますね。


総括
やっぱり全体的な一般参加者の到着時間が早まっているんだよね〜、と思いました。といっても、春レヴォに比べたら列はまだまだだったんでしょうけど。なにしろ、春は左のためだけに(「CUT〜」のためだけに?)7時前のタイミングで下の公園まで列が伸びてたしね。今回は最終的に列は公園まで伸びたみたいだけど、それでもふたつのホールを合わせた列だったわけだし。しかし、自分の判断力のヘボさにはあきれますなあ(笑)。まだまだ修行がたりませぬ。

それにしても、ここ最近は同人バブルも収まってきたかな〜とか思ってたんですが、むしろ人気が及ぶサークルがいろいろシフトしてるのかな、という感じでした。つい3ヶ月前までは購入するのに何にも困ることがなかったようなサークルが、気がついたら並ぶのも憂鬱になるような列を作ってたりします。ところが、ふと気がつけばちょっと前まで並ぶのが面倒だったようなサークルがさらっと買えたりするし。やはりゲーム原画デビューやメジャー誌デビューというのがポイントになってるのでしょう。しかも、割とエロ抜き分野でのデビューが影響大のようです。
しかし、前から買っていたサークルさんが、突然買えなくなるのは寂しいことなり。


サークルレポート

GAW!!(難易度A)
毎度のGAW!!さんです。最近、少々大手サークルへ行くのが困難だと判断したら即切り替えますが、その切り替え先筆頭という感じです。雑誌デビューはしてますが、エロ本なのが救いかな。このままで行って欲しいものです。今回の本は楓のサイレントマンガだったのですが…楓のサイレントマンガ!?さ、サンクリの本の続きじゃ…。う”、続くか?とか書いてる…。…ま、いいんだけどさ〜。玲葵さんは続編でした。それにしてもオフセ通算33冊か。今のところ、なんとか29冊まで揃えたぜ!

篠原重工営業部(難易度B)
ここ最近ずーっと「ラブひな」が続いていた篠原さんですが、今回は「ハンドメイドメイ」本でした。カットは「ラブひな」の新刊だったのに。お陰で最初全然気づかなかったっすよ。中身は相変わらずで、しのぶがレナに変わっただけという感じですが…。後、一緒にでじこの下敷きがあったのでそれもゲットしました。結構良いできだと思います。

AREA88(難易度B)
ここ最近人気が上がっているエリ8さんですが、今回はかなりあっさり買えました。委託率が高いのでみんな心配してないのか?でも、今回は折り本だったけど。これは委託されないっしょ。

vogue(難易度C+)
KSSのゲームで活躍しているvogueさんのサークルです。イベントでは初めて行ってみました。客は特に居ませんでしたが、コピー本があったのでゲットしました。来年の夏発行予定だという「守護月天」の本でしたが、来年の夏っすか?冬コミは…。まあいいけど。とりあえず継続してチェックですな。とても綺麗な絵だと思います。でも汁が多すぎ。

 

スパイシー大作戦(難易度A+)
はわわ〜マルチの本家、氷川へきるさんのサークルです。大手さんですが委託率が高いので今までは委託で買ってました。今回、たまたま近くを通りかかったところ、なんとなく買えそうだったので並んでみました。あっさり購入。ひゃっほーい。へきるさんのギャグは割と人を選ぶようなのですが、私は大好きっす。今回の本もとても面白かったな〜。思いがけず、ゲストにみつみさんが参加してるし。この本も委託されるみたいですが。

まるあらい(難易度A+)
エロレギュラーとしてお世話になってる新井和樹さんのサークルです。委託率が高いこともあってか、いまいち人気が読みづらかったりしますが、今回は売ってる場所がわからなかった(笑)。散々ウロウロした結果、やっと会場の端っこに方に移動していたことを知りました。今回の本は電撃G'zマガジンのミルキーシーズン?本のようでしたが…、まあ、エロ。オッケー。

琴村屋・TORSION(難易度A+)
いつもの琴村屋さんですな。今回は先週のエタカノに間に合わなかったと言うAir本でした。ここもかなり複雑な列の作り方をされていたんですが、他のところの様子を見に行ってから並ぼうかなと思っていたら、場所移動していて列も伸びていた…。くそう。今回の本には、エタカノで配布していたラフ本のマンガの再録などがのっていました。くそう、Airやんないとなあ。

うるふるず(難易度C+)
ここ最近、連続で買わせて頂いてる卯月なんとかさんのサークルです。サンクリの時は「人気サークル!?」とか思ってたけど、実はそうでもないのかなあ。まあ、いいけどさ。エタカノでは奇妙な真琴本でしたが、新刊は普通の真琴本でした(笑)。しかも準備号だし。気をもたすなあ。あ〜、BSで発行予定ですかあ〜。…。俺、参加できないじゃん!

Snow Child(難易度A)
某BBSで見かける宗田しんめさんのサークルです。Piaキャロの雪子に並々ならぬ思い入れがある本を出してます。もっとも今回はホッチキス止めなしの折り本みたいなもんでした。ここも難しいんだよなあ。

佐々木無宇商店(難易度B+)
ある意味「ずっといっしょ」でひっぱり続ける佐々木無宇さんのサークルです。どんな新刊かと思ったら、「ずっといっしょの物語2000暫定版」…。2000で、しかも暫定版かい。まあ買ったけど。はあ〜、暫定版でもこんだけ厚くて読むところが多ければいいや。思ったより人がいなかったけど。

CARNELIAN(難易度S)
多分、今回行ってみたサークルの中では最大手なサークルです。だってCARNELIANだし。でも、タイミング的にはかなり暢気に行ったんですがね。最初行ったときは異常に列が伸びていたので、あっさり回避したんですが、帰ろうかなと思った頃にふと思い出して、「ひょっとしたら空いてて売ってたりしないかなあ」、とか思って行ってみたら、さらに列が伸びてねーか?多分、あらかためぼしいところが片付いちゃった後に、ここだけ残ってるので人が集まってきた感じかなあ。自分もそんなもんだし。で、並んでみました。インポートマートの一番上まで行ってさらに折り返してきました。マジか?でも限定1になって買うことができました。よかった。  

Renga Works(難易度B+)
独自テイストのでじこ本がメチャメチャ良い感じの煉瓦さんのサークルです。サンクリの時から楽しみにしていた「NEO DEGILMAN」が発行されていたので即購入。奥付を見たら10月1日付け。やっぱりミレニアムの時でてたの…。しかしペーパーも貰ったんだけど、これBasilの時にも貰ったのになあ…。本の内容はサイレントマンガで、オチはなに〜!(笑)って感じ。うおー、他の煉瓦さんの本も見てみて〜。  

STUDIO S.D.T(難易度B)
サンクリの時に初めて購入させていただいた結城辰哉さんのサークルです。今回もメイド本かね〜、とか思ってたら、Piaキャロ3のコスチューム13種類のプレビュー本でした。っていうか、そんなにともみにハマッテいたのか…。

ゴールデンハーベスト(難易度B)
「グランディア2」のキャラデザを手がけたかのえゆうし氏のサークルです。割と好きなんだよな〜、かのえさんの絵って。しかも冬にあわせてグランディア本作るって言ってたしな。というわけでレヴォでどんな本を投入してくるのかな、と思って行ってみたんですが、今回はそれのプレビュー本でした。ぬう、フルカラー本?(それは無いだろ…)

カテゴリーキラー(難易度C)
エロレギュラーです。すでにいくつか連載を持ってるらしい陽香さんのサークルで、さらにぱずる座の逸架ぱずるさんも組んでたりするし。今回はラブひな本の新作でした。テンションは落ちたっぽいけど、まあ数少ないエロレギュラーだし。エロいし。

飛行樹(難易度C)
ラブひな本やでじこ本が気に入ってる藤本朱音さんのサークルです。多分、Undoがチェックしているサークルの中では最小手(ピコ手っていうのか?)でしょう。実際、行った時には、どこかの本を読んでいてこっちに気づいてくれないし。う〜む。でも、本は丁寧に作ってあって良い感じですよ。

よく考えてみれば、「CUT〜」や「あじのひらき」といった絶対にはずさないクラスのサークルがあったにもかかわらず回避しました。でも、女々しく様子は見に行ったけどね(笑)。「CUT〜」はは事前の情報通り新刊無しの再販のみ。12時くらいでも余裕で買えた感じ。いっそ買おうかと思ったけど、もってるだろ、自分。しかし「あじのひらき」は新刊あるしよ〜。最近、イベント前の情報が少なくて辛いっす。まあ、魚さんもメチャメチャ忙しそうだしな。でも、今後は確実な情報がゲットできない以上は回避は禁物だなあ。
この他、当然のごとく「Charming Software」でカレンダーゲットとかもくろんだけど、もくろんだだけ〜。「Shiging-Dog」なんか、コミケじゃいつも緩衝材みたいなもんなのに、なんでレヴォだと勝負にならないんだろ。「MIX-IZM」もサークル組か徹夜で完了って感じだしなあ。トホホ。