姉妹宣言&瑠璃祭(03/04/13)


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今回は3月にも活況なイベントとなったジャンル『マリア様がみてる』の白薔薇ファミリー中心のイベント「姉妹宣言」に行ってきました。ま、白薔薇中心ではありますが他の薔薇ファミリーだってたくさん出てるだろうし、あんまりその辺の枠に関係なく楽しめるでしょうってことで。いや、白薔薇ファミリー好きだしね。
ただ、懸念もありました。どれくらい人がいるのか。「あまりビックなジャンルにはならないんじゃ」とか言ってましたが、まさに今ピークなジャンルって気がするし、先月が先月であれだし、うーむ‥‥

がしかし、会場来場時間は10:55頃。まもなく列が動き出しそうってくらい。あひゃ、ずいぶんのんびりしてましたか?
今更なんですが、毎回毎回そんな頑張って行く必要もないかな〜、と思ったんですよ。今回サークルカットをざっと見た限りでは、恐らく「あとりえ雅」「いもむや」「じゃらや」あたりに大半の人は行っちゃうだろうし、それを考えると、そんなに焦って行かなくたって自分の行きたいところはすんなり買えてしまいそうなので。
ただ、問題はこっちの予想以上に人がいたらどうしようってことなんだけど(苦笑

果たして、会場となる大田区産業プラザPioの前にはたくさんの人が居ました。あー、まあ、こんなもん?でも2階って始めてだしな〜、どれくらいの広さなんだろ?と思っていると、よく見れば他のイベントも併催されてるんですね。みみけ、ブリジットオンリー、水月オンリー、瑠璃オンリーかな?
結構なもんじゃないか!?
今更会場全体がどうなってるかなんて知る由もないので、気にしないでおく。精神的・体力的・経済的(笑)余裕があったら覗いていくことにしよう。

当然のように、並んでまもなく列が動き出す。どこから列ができているのかも入場口すらもわからないので、規模はなんともはや。列は建物の脇の方に向かい‥‥ひょっとすると建物的に正面口?と思われる自動ドアのところから建物の中に入っていた。無論、微妙に止まったりはしたけど比較的コンスタントに列は動いていたため、自動ドアを特に電源も切らずに開けっ放しにして入場することになったんだけど、そこへ警備員さんがやってきて注意、というか文句を言ってきた。「なんだよ、400人くらいっていう話だったから大丈夫って言ったけど、全然違うじゃないか。ウソついてんじゃないよ」とまあ、そんな感じで。
あー、つまり400人どころじゃないくらい人はいるんだな。
いや、それはともかく。その後は自動ドアの電源を切って(?)入場は続いたみたいだけど、Pioの会場利用にまた一つ問題を提起してしまったのかな‥‥と。

自動ドアの問題でほとんど列が瓦解したまま、ともかく列についていくと、丁度広場風になっているところで大量の人が列を作っているんだかいないんだか、そんな状態で人がいた。スタッフさんが入場してきた列に向かって、「朝一番でいもむやさんに向かう方はこちらへ抜けてくださーい」と指示している。配置場所的になんとなくそんな予感はしていたけど、そういうもんか。
会場に入ってみると、そのためか会場は空いて‥‥いるようないないような。会場の広さに対しての、サークルさんの数、参加者の数の比率の問題か、きっちり人は詰まっているのかも?
そんな中アナウンスが。「まだ販売はしておりません。列を全て入場させて様子を見てから販売を開始します。それまでに、行きたい場所へ行ってください」とのこと。そうなんですか。そうなるとどこに行くか考えなおそうか?と思ったけど、結局当初の予定通りで「東ガル会」へ。
人もさらに詰め込まれてまもなく、11:15頃になって主催から開催のアナウンスがされたのでした。とりあえず拍手!

というわけで「東ガル会」はすんなり買えたのだけど、そこから振り返れば会場内は凄いことに‥‥。隙間を縫って「SYGNAS」「ジルバボウイズ」を周り、後はカタログを見て気になっていた「西在家香織派withH」へ。配置も配置だし、きっと名のあるサークルさんなのであろう、と思っていたら「西在家〜」と「廃屋譚」の合体だったらしい。そのwithHか。というか、カタログを見て気づけっていうか。しかしこの辺はかなりパニックしていた。いかんせん、ここと「UA」「す茶らか本舗」が隣り合い、さらに「UA」が変な列の作り方をしていたため、どこを向いても身動きがとれないというか。
言葉じゃ説明できないんですけど、向かって「西在家」「UA」「す茶らか」とならんでそこに列が一本ずつ、そして「UA」の列が「西在家」の列をはさんで向こう側にもう一本‥‥これがネック。本買ってから、しばらく身動きとれなかったもの。

その後、なんとか会場内を見て周ろうと努力はしてみたんだけど、力尽きたので一時撤退。戻ってくるかどうかは別として。

1階に下りてくると、こちらでは1階のホールを4つ?に分割して各イベントがやっているわけで。うーん、と考えてみた結果「瑠璃祭」へ。入ってすぐ「隆山温泉旅館組合」が。新刊ありか。カタログをみてみると「volunteers」も居る。おお、うかつだった。が、「volunteers」はコピー本で13:00くらいとのことで、もうちょっと待てばいいんだが、どうしたもんかと考えた挙句、結局撤退。

えー、結局、精神的・体力的・経済的(笑)理由をもとに撤収することにしました。


総括
イベントが5個も開催されていましたが、今回は「姉妹宣言」をメインに「瑠璃祭」をちょっと覗いてくる程度にしてきました。

さて「姉妹宣言」ですが、やっぱり人多かったですね。会場の規模と参加サークルの傾向からどうなるんだろう‥‥と思っていたんですが、並んだ一般参加者は入ることができたわけだし(きつきつだったけど)、スタッフさん側で状況対応の努力を色々していたと思います。問題は一般参加者の見積もりなんだろうなあ。こればかりは、会場を取ってサークルを募ってというステップをとっていくとなると、判断しきれるものじゃないからなぁ。ただ、オンリーでこんなに厳しいのはつらいっすね。
「瑠璃祭」は全然ノーマークでした。時間を1時間もおいてからの入場だったので全然人が居ませんでしたが。覚醒夜がベースにあるんですが、併催のイベントがあった分、Leafジャンルでは割を食ったかなー、という感じでしたが。

のんびりでも本買えたし、よかったよかった。

■サークルレポート■

東ガル会(難度B)新刊「白薔薇がなくちゃ生きていけない」
『マリみて』ジャンルよりイベントで購入するようになった東ガル会さんです。新刊はもちろん新白薔薇志摩子&乃梨子本。今回は徹底的に志摩子、乃梨子のラブラブなところをギャグ風味で仕上げている漫画が2本なんですが、祥子さまの「だんだん乃梨子がバカになっていくようで」というセリフが、まったくそのとーりって感じの内容で、微笑ましいのです。それにしても、乃梨子が眼鏡をかけていたっていうエピソードは本編で出ましたっけ?オリジナル設定?後、東ガル会さんの漫画の中では、新2年3人の中で祐巳が一番まともに見えるな。

SYGNAS(難度A)「まりドン」委託新作「マリア様が2ちゃんねる」既刊「Peu Croix」
同人ゲームでおなじみのRuputer.Fanさんのサークルです。今回の配布物は『マリみて』ドンジャラ「マリどん」の体験版。で、これは冬コミ版の「あかキき」にも収録されていましたが、何かバージョンが違うのかな〜と思っていたのですが、まったく同じ?ですか。ネット対戦対応(というか、現状ではそれオンリー)なので、そのβクライアントを配布しているようなもんですか。ちゃんとテストプレーしないと。委託でサークルExpensive NoiseさんのCG集とアクセサリ集が委託されていたので購入。おまけでポストカードももらえました。

東京ジルバボウイズ(難度C+)新刊「マリア様なんてみてねえよ、白」
毎度の東京ジルバボウイズさんです。こちらも『マリみて』ジャンル続くんだなあ。新刊は相変わらずのジルバボウイズさんの本なノリで始まるというか、卒業した聖の前に現れたのは子供化した祥子だった‥‥という感じで、バイオレンスだったりしつつオチは文化祭のネタだしですか、という内容。CCさくらな格好の子供化祥子さまが素敵だ。

B:VOICE+VISTA(難度C+)既刊「magnolia」
通りがけにちょっと目にとまったので購入したサークルさんです。て、VISTAさんって『サクラ大戦』ジャンルで見かけるサークルさんかな?ともかく、あった本は紅薔薇な本だったのですが、当然、紅薔薇オッケーなので購入。内容はコピー本の再録集ですね。

西在家香織派withH(難度A)新刊(1)「さくらめんと」(2)「百合史・百合論」
というわけで、サークルカットが気になったので行ってみたら「西在家香織派」さんと「廃屋譚」さんの合体サークルだったという事実。と言っても、廃屋譚さんはともかく、西在家香織派さんは百合文化(文学?)研究サークルさんなんですかね。そんな新刊は、(1)は廃屋譚・はいおく氏の漫画と西在家香織派・中田氏の小説(挿絵:はいおく氏)の本。漫画は志摩子×乃梨子のちょっとエロそう?とみせかけておいてギャグ漫画か。小説は聖&蔦子さんという珍しい組み合わせの小説でした。なんていうか文学風味な文体かなあ。さて、(2)は「マリみて」というわけではなく「百合」というジャンル(文化)の評論本。はじめ、小説なのかと思って聞いてみたら評論本だというので、おもしろそうだったので買ってみました。ボチボチ読んでみます。

あぁくきゃっと(難度C)新刊「Tiny Days」
通りがかりに目にとまったので購入したサークルさんです。ちょっとロリっ系な絵なんですかね。本は祐巳&由乃+祥子な漫画と、蟹名さん+ちょっと聖の漫画。オールキャラってことかな。蟹名さんが貴重です。

隆山温泉旅館組合(難度C)新刊「るりるりと電波な輩共」:瑠璃祭
こちらもおなじみのサークルさんですね。新刊はLeaf系キャラオンリーでよく発行しているらしい「〜輩共」シリーズ(?)で瑠璃子メイン本。Malcolm.X氏、覇月稜氏、新海太郎氏といういつもの面々の瑠璃子を中心とした漫画が載っています。まさに三者三様ってやつだよなあ。何気に中表紙と目次が姉妹宣言とコラボレーション?

姉妹宣言は、もうちょっとじっくり周る余裕があればあいいのになぁ‥‥と思ったけど、現状のマリ見てオンリーではムリなのだろうか。遅くまで残ってればあれだろうけど。
瑠璃祭、サークルカットが似たような感じのが多くて、なんとなく面白かったです。