我が青春のWizardry#1





ここには、これまでUndoがプレーしたり読んだりしたWizardry#1の作品をレビューしておきます。

「Wizardry」:X1turbo
記念すべき初体験のWizardry。といっても、本当に”触ってみた”程度のものなのでたいした感想なし。オープニング画面に現れる、チープなグラフィックのモンスターがある意味イカス。今思うと結構ノスタルジー。

「Wizardry」:ファミリーコンピュータ
初本格プレーのWizardry。オリジナル以降、移植の歴史上もっとも優れた移植と言われたFC版。当時PC版の魔法入力がキーボードから単語入力だったものを、カーソル選択制にしたのは波紋を呼んだらしいが、それが快適なプレー感を生む要素にもなったと思う。他にも、巧みにアレンジした日本語アイテム名もなかなかマッチしていたと思う。たかが「PLATE MAIL+1」が「ますらおのよろい」とか。カッコイー
ちなみに、初回プレー時は2階のダークゾーンで道に迷った挙句データを消すという荒業をやってのけた(しかも人の)のは、今でも結構罪悪感を感じる(苦笑)

「Wizardry I・II」:PC-エンジン(スーパーCD-ROM^2)
CDメディア発進出のWizardry#1?そんなわけで保存版になるかと期待したのだけど、快適では無いスピード、酷い操作性、余計なイベントの追加(4階のエレベーター)などなどかなりイケてない移植。アイテム名表記をオリジナルと日本語名で選べたけど英語じゃなきゃ使う気がしなかった。

「Wizardry リルガミンサーガ」:プレイステーション
現代によみがえったWizardry。シナリオ1〜3を同胞。さすがPSだけあって、末弥純の美麗グラフィックを活かしたビジュアル、荘厳な雰囲気のサウンドが良かった。さらに、アイテム、モンスター辞典も備えコレクション性も高い。キャラクターの転送も含め、非常に良いパフォーマンスをしていたと思う。
惜しむはPSの難点であるメモリ不足のため、売りの一つだったテクスチャのダンジョンがはっきり言ってやっていられないこと。エレベータを乗り降りするたびに激しく掛かるローディングの嵐。ダンジョンを歩くのも重くてやってられない。Wizardryはスピードが命だろうが。というわけで即ワイヤーフレーム。まあ、それでいいのかもしれないけど。

「Wizardry リルガミンサーガ」:セガサターン
上記PS版の移植作。内容はまったく変わらず。ただ、メモリの分サターン版は非常にプレー感が快適。テクスチャありでもまったくストレス無くプレーできます(が、ワイヤーフレームにしちゃうのはロマン)。また、サターンの方が映像の輪郭がはっきりした映像なので、見た目も良いと思う。非常に完成度の高いソフト。


「ウィザードリィ 魔術師ワードナの野望」:双葉社ファミコン冒険ゲームブックシリーズ
大昔に流行った、ゲームブックの人気シリーズ。FC版の3作とも発行されたが、2、3についてはヘタにストーリーが絡んでしまったためにイマイチハマリきれなかった。この1はキャラメイクの要素も表現しようとしたり、終盤のフロアについて雰囲気を変える試みをするなど、ゲームブックとしてとても頑張っていたと思う。仲間だった魔法使いが実はワードナだったというオチも今ではいい思い出(笑)