香川・徳島への旅(2日目)

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2日目:祖谷渓〜大歩危
2日目は吉野川、祖谷川をさかのぼり、剣山国定公園の方へ。
というか、剣山国定公園だったらしい(ぉ
昨日は珍妙な人工物見学でしたが、今日は自然美を堪能するってわけです。

ルートとしては阿波池田まで電車で行って、そこから路線バスで祖谷渓〜かずら橋〜大歩危渓谷と回っていきます。
一応路線バスが走っていますが、阿波池田からこのルートを見学して回る観光ツアーがあります。
満遍なく楽しむのはそっちの方がいいんだろうなあ。

ちなみに、昨日買った周遊切符は大歩危駅まで来ることができます。
祖谷渓
祖谷渓は、剣山から流れる祖谷川によって削られた渓谷
なんだそうですよ。
谷の深さは、場所によって数十メートルから数百メートルとか。

ぶっちゃけると、祖谷渓をロクに回れたわけじゃないんだけどね。
路線バスから見てただけなんですけど。
なんかもー、勿体ないです。バスから眺めてるだけってのが。

でも、途中で降りたらいつバスが来るかわかんないしなあ〜。

最初のうちはこんな感じ
そのうち、こんな絶壁の上をバスが走ってるんだなー、と。
こんなとこ、路線バスのルートでいいのかね。
無論、すれ違うことなんか不可能な道幅です。

ここは、丁度下にキャンプ城があるらしい。
渓谷なだけあって、もりもり谷が深くなっていきますな。

天気も良くて新緑で、ホント良かった。
ちなみに、祖谷渓名物の谷に向かった小便小僧。
写真に撮るタイミングを外しました。
かずら橋
路線バスの行き着く先まで行くと、祖谷橋にかかるかずら橋に
到着します。日本三大奇橋に数えられるこの橋、何が”奇”
かというと、橋の構成部品の97%は木とカズラで作られた
本格派つり橋なところでしょうか。
ちなみに、片道でしか渡れません。
すぐそばに立派なコンクリート製の橋が掛かってまして、
お帰りはそちらへ(苦笑)
幼児も渡れません。保護者が居れば渡ることができますが、
まあ、多分抱きかかえてもらえってことなんでしょうな。

女性の方は、居ないとは思うけど、ハイヒールも勘弁だと
思います。
橋の上から下を見る。
高所恐怖症の人は注意でしょうね。

さすがに自分も、手すり無くして渡る勇気がありませんでした。
拡大写真あり→
無論、川辺に下りることはできます。
これは上流方面。自然に溢れてて素敵ですね。

下流を見ると‥‥ちょっと開発されちゃってて、景観的に
もったいないと思う。
傍には琵琶の滝という滝が。
この辺の地域って、平家の落ち武者話があるらしく、
この滝の名前の由来も、その辺からきてるらしいです。
お帰りの橋の上から。

まあ、橋のベストショットを収めるための展望台代わりにもなる
んでしょうかねえ。後、車が渡るためとかね。
秘境の湯
「秘境の湯」とはいいますが、立派な温泉です。
1000円で入浴から休憩までOK。

宿泊も可。

はじめはかずら橋から歩いてこようかと思ったんですが、
かなり無謀な話でした。
平家屋敷
この辺は平家落ち武者の話がよくあるらしく、その旧家が、
民族資料館として公開されています。
ここは、その中でも比較的観光地としてメジャーっぽい所。
昔ながらの平屋建ての中に、平家由来の品々が展示されて
ます。お侍時代のものから比較的近代のものまで。

撮影は基本的に不可なんですが、囲炉裏のところだけ
記念撮影ができます。
蔵。こっちは公開されてませんでした。
大歩危
山越えをしてくると、そこは四国一の河川・吉野川が流れてます。
その吉野川に削られた渓谷が大歩危・小歩危です。
間抜けっぽい名前ですが、「大またでも小またでも歩く(渡る?)
のが危ない」という意味でつけられた名前だそうです。
ちなみに川くだりを楽しむことができるそうです。
面白そうかもしれない‥‥

やるなら、やっぱりツアーを申し込んで来た方がいいでしょうね。
ちなみに、この辺は地質的に珍しい石が多く出るらしく、
その辺のさまざまな岩石、鉱石を集めた博物館があります。

また、地域情報館も併設されてたり、丁度渓谷を眺めれる
カフェコーナーなんかもあります。